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恋心

第8章 happiness

万が一にと
職員室の机に入ってあった
コンタクトをいれて教壇に立ち
女生徒達は、僕をいっせいに見ているのに気がついた。
いつもなら…科学なんか見て見ぬふりなのに…

ひとりの女子が、笑いながら言った
「せんせぇ…眼鏡ないほうが、ちょーかっこいい!」って


僕は…「ばかを言わずに黒板の字をかきうつして…」

相変わらず
僕は…校庭を見ながら
溜め息をついた。

視線を感じたのは、そのあとだった

そう彼女が僕をずっと見つめている
僕は…そんな彼女を無視した。

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