テキストサイズ

恋心

第9章 満たされた月

ホテルをでたら
月がとても丸くキラキラしていた。

男は、連絡先を聞いてきたが
拒否した。

何度も同じ相手は…いらない
あなたじゃ…あたしの心は、埋まらない…

そう感じたから
ホテルを出るなりfadeoutした。



ホテル街をぬけ
あたしは…月を見上げながら
歩いた…何年ぶりの優しい穏やかな
夜…

少し…幸せだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ