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恋心

第9章 満たされた月

「あのー、お兄さん。」

揺さぶってみた。叩いてみた。

近くのコンビニに行き
水を購入して…水を頭からかけてやった。


びっくりたお兄さんは、立ち上がり
あたしを見ずにふらふらと歩きだした

あたしは、お兄さんの腕を肩にかけてタクシーを呼び
お兄さんを捕獲した。

タクシーの後部座席に座ると
お兄さんは、あたしの膝に頭を乗せて
眠っていた。

さっき会ったばかりなのに
あたしは、ドキドキした。
あ、誰かに似てるかと思ったのよね
ジャニーズの亀梨君か。もてるんだろな…

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