テキストサイズ

恋心

第11章 涙

このネオン街は、眠らない
足早に歩き出す、空から降りだす雨
僕の身体にあたる雨。
眠らない街が泣いてる様に思える

僕の仕事は、ホスト
今時の貢がせてNo.1ぢゃなくて
貴女の隙間を埋める一時を
僕が愛情でうめてさ仕上げます。
いくら金で繋がっていても
虚しく夜を渡る日はnonsenseだから
貴女の身体も潤します
内緒ですよ…僕と貴女の夢の時間の始まりです…love again


宏子様が、いらっしゃいました。

「おかえりなさいませ。」

数十名のホスト達が花道をつくり
彼女を通す
辿り着いた先に

キリオが待っている

「御待ちしておりました。宏子様」

右手に口付けをして席へ招く

此処は夢の時間を共有する

「monstergateへようこそ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ