テキストサイズ

恋心

第13章 絡ませて

彼は歩きながら淡々と生い立ちや仕事のはなし、彼女とうまくいってない話をしていた。

私は、こんなに聞き上手だったのかと
感心するくらい真剣に聞いていた


彼が足を止めて
「ホテルここでいい?」と指を指した

その指を掴み
ホテルの中へと入った。


部屋選びを二人でしながら
付属になにが付いているかと
見ていた。

「あっ、サウナーサウナー付いてるよ凄いね。ここにしよ」
と彼は無邪気に言った

「サウナは、泊まりしか無理よ。温めるのには時間かかるからさ多分。」
と言って違う部屋の画面をタッチして
フロントに鍵をもらい部屋へ向かった

「サウナーって時間かかるんだー。知らなかったな。スゲーな」と
彼は、私の肩を叩いた。

「そだね…スゲーね…」彼には悪いけどこれっきりにしたい…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ