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同じ場所~君と僕の見ている風景~

第10章 確認

翔side

目が覚めて、直ぐに、昨日の電話を思い出す。

自己嫌悪しかない。

多分。こんなに女の事考えてたのって初めてなんだよな。


恋愛って俺の人生設計にそこまで大事に組込まれてなかった。


他にやる事いっぱいあるし、男友達との旅行なんて、最高に楽しい。


なのに……

美保の事が頭から離れない。


正直、良い感情ばかりじゃない。
イライラもするし、モヤモヤもする。


これが人をホントに好きになるって事なら、ちょっと面倒なんだな。

なのに、考える事をやめれない。

あいつは、1日に何回俺を思い出すのかな…

とか…

女々しすぎて、また自己嫌悪。

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