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同じ場所~君と僕の見ている風景~

第11章 変化

暫くして、旬くんが帰って来た。


「おー美保~すげー久々~」

「久しぶり!旦那様!」

「ヤマダ~これ、冷して~!!」

玄関の方から、もう一人声がした


松潤がワインを持って立ってた。


「おぉ!元気か?」


「元気だよ。松潤久しぶりだねー」


「あれ?みぽりん、明日から札幌じゃないの?」


「そーだよ。夕方出るの。何で知ってんの?」


「や、ニノも行くだろ?(笑)」


「あ、そっかww」


「でも、夕方からなら、飲めんだろ!」


「なんなん?そのテンション(笑)」


「うっせー!飲め!」


「潤くん、絡まないの~」

優ちゃんに怒られる松潤は

「はーい。おかーさーん」

と、口を尖らせて言った。


変わらない。


松潤も優ちゃんも旬くんも出会った時から変わらない。


変化しないモノもある。


変化させなきゃいけないモノもある。

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