同じ場所~君と僕の見ている風景~
第13章 その日
美保side
自分の部屋に戻り、キミに電話をしようと思うけど
躊躇ってしまう。
シャワーを浴びて落ち着いてからにしようかな。
とか
時間を引き伸ばそうする。
電話が鳴る。
ドッキっとする。
キミからだ。
「ハイハイ。」
「あ、オレ。」
「…うん。」
「見に来てたんだな。」
「うん。言わなくてごめんね。」
「イヤ、ビックリしたけどな(笑)」
「フフフ」
「そっち行くわ。良い?」
「うん。大丈夫?」
「にのと行くから問題ないだろ。」
「あぁ…頭良いね。」
「オレも全く同じ反応したわ(笑)」
「そーなんだ(笑)」
「じゃ、後でな。」
「うん。」
これが……最後の電話になるのかな…
今日は泣かない。
キミには、笑顔を覚えていて欲しいから。
自分の部屋に戻り、キミに電話をしようと思うけど
躊躇ってしまう。
シャワーを浴びて落ち着いてからにしようかな。
とか
時間を引き伸ばそうする。
電話が鳴る。
ドッキっとする。
キミからだ。
「ハイハイ。」
「あ、オレ。」
「…うん。」
「見に来てたんだな。」
「うん。言わなくてごめんね。」
「イヤ、ビックリしたけどな(笑)」
「フフフ」
「そっち行くわ。良い?」
「うん。大丈夫?」
「にのと行くから問題ないだろ。」
「あぁ…頭良いね。」
「オレも全く同じ反応したわ(笑)」
「そーなんだ(笑)」
「じゃ、後でな。」
「うん。」
これが……最後の電話になるのかな…
今日は泣かない。
キミには、笑顔を覚えていて欲しいから。