
秘書のお仕事
第5章 鬱憤の種
『や…ん…///』
社長の舌があたしの中で暴れ回る
その左手はあたしの耳たぶを指で挟みながら撫で
右手はあたしの太ももをゆっくりとさする
「抵抗しないとこを見ると、気持ちいいんだな」
『んなっ…!!』
そう言われてから、あたしは急いで社長の身体を押しのけた
『気持ちいいわけないじゃないですか…!!
ってか何でさっきのスケジュールは作り直しなんですか!?』
「ああ、昼食の時間が含まれていなかったからな」
『え!?』
あたしは地面に落ちている紙に手を伸ばした
しかし、あと5㎝届かない
『ぬぬぬ…』
顔を真っ赤にさせながら手を伸ばしていると
社長が平然としながら取り上げた
「どうぞ」
『あ…どうも』
…じゃなくて!!!
あたしはスケジュールに目を通した
『…』
「ないだろ?」
『…おっしゃる通りで…』
非はあたしにあった…
「ってことだ」
『んぎゃあ!!』
もう一度あたしは押し倒され、キスされる
