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BL~中編・長編集~

第4章 ~これは、恋の予感?~

テーブルの上を片付けながら、神々君は笑ってそう言った。

「うん。」

「浩太さんが教えるのうまいんですよ。」

全く・・・

こいつは人をおだてるのがうまいな。

「今ので最後のお客さんですかね?」

「うん。 もう上がろうか。」

最後の片づけを済ませ、控室に戻る。

「あの~・・前から気になってたんでけど、店長と浩太さんって、親戚なんですか? 店長の苗字も神宮ですよね?」

「うん。 俺の叔父さんなんだ。」

「やっぱりそうですか。」

着替えている彼に目を向ける。

(うわ・・・きれいな体だな・・・)

シャツを脱いでいる彼は、もちろん上半身裸で、その体に不覚にも見入ってしまった。

「・・・? なんですか、浩太さん。 俺のことじっと見て。」

「いや、えっと・・・そのっ・・・」

戸惑う俺を見て、面白そうに神々君は笑った。

「お、俺も聞きたいことあるんだけど・・・・」

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