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BL~中編・長編集~

第4章 ~これは、恋の予感?~

「なんで・・」

「ちょっといいですか?」

俺の言葉を遮って、神々君はそう尋ねてきた。

「お話したいんですけど・・」

「・・・・・・」

なぜここに彼がいるのか・・・

それも気になったが、それよりも、このままではいけないと思い、黙って頷いた。

「ここじゃ話しにくいので、移動しましょうか。」

言われるまま、神々君について行く。

「「・・・・・」」

移動する間、会話もなにもなく、気まずい雰囲気が流れる。

結局、着いたのは屋上だった。

「「・・・・・」」

しばらく沈黙が続く。

「・・・なんで・・ここにいるんだ?」

「俺、ここの生徒なんですよ。」

「ぇ?」

予想外の事実。

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