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「申し訳ございません。　カズヤが戻ってくるまでの間、僕が代わりを務めさせていただきます。」

「お、よろしくね。」

ドキドキする。

畔田君だと思っただけでこんなに・・・

「君、名前はなんていうの？」

「サクマといいます。」

目の前に座ってる男の人に新しく作ったお酒を差し出しながら名前を名乗った。

「サクマ君か・・・いい名前だね。」

「ありがとうございます。」

話を合わせながら、チラリと畔田君を見る。

やっぱり、相変わらずきれいな顔立ちだ。

高校の時の名残が若干残っている。

「俺、桐島。　で、こっちで膨れてるのが畔田ね。」

「よろしくお願いします。」

その後は、ずっと桐島さんの話を聞いていた。

話によると、畔田君とは同期らしく、よく一緒につるむんだとか。

「ところでさ、カズヤ君って人気なの？」

「はい。　うちのナンバー1ですから。」