テキストサイズ

BL~中編・長編集~

第5章 ~愛してなんて言わない~

「お・・・おい。」

買ってやるって・・・・僕を?

「一晩いくらだ?」

「・・っ・・・・」

僕のことを真っ直ぐ見つめる目。

高校の頃、君が好きだった。

「・・・高いですよ。」

その君に言われて、断れるわけなかったんだ。

━━━━━━━━━━━






「ん・・・・?」

あれ? 僕・・・どうしたんだっけ?

「ぅ・・ん・・・」

「っ!!!!」

僕以外の人の声が聞こえて、昨夜のことをすべて思い出した。

そうだ・・・僕・・・

昨日は畔田君と・・・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ