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BL~中編・長編集~

第5章 ~愛してなんて言わない~

弱くて、ごめんなさい。

「僕・・・・」

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「やぁ、カズヤ君。」

「桐島さん!! いらっしゃいませ。」

僕が倒れてから一週間くらい経った日だったかな?

「畔田さんも、また来てくれたんですね!!」

「あぁ。」

畔田君は、桐島さんと一緒に店にやって来た。

「今日もサクマさん指名なさいますか?」

「あぁ。」

そんな会話が、裏で雑用をしている僕の耳に入ってきた。

「サクマさん!! 畔田さんが・・・」

「カズヤ。」

ほどなくしてカズヤ君が僕を呼びにやって来たけど、店長がそれを止めた。

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