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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「・・・・」

こんなにつらいなんて・・・

「ごめんね、急に呼び出したりして・・・」

「いや、全然かまわないよ。」

え!?

僕以外の声が聞こえたことに驚いて起き上がった。

「あの、話があって・・・」

「なに?」

この声・・・崇の!?

告白の場所って、ここだったの!?

「実は・・・その・・・・私・・」

なんか、人の話を盗み聞きしてるのって、気分悪いな・・・・

僕はそう思って、その場から離れようとした。

それに、これ以上ここにいたら、泣いちゃいそうだし・・・

二人に気付かれないようにゆっくりと移動を始める。

「あのっ・・・よかったら、その・・・」

あんなに気を付けてたのに、僕は地面に落ちていた小枝を踏んでしまった。

「っ!!」

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