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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「しゅ・・う・・・なん・・・・でっ・・・?」

どうしてここにいるの・・・?

「お前こそ、こんなとこまで逃げんな。」

「・・・っ・・」

そう言った崇の声は怒っていて・・・

ああ・・・怒って僕を追いかけてきたんだ。

そう思った。

「ご、ごめんね・・・その、告白されてたのに・・・邪魔しちゃって・・・・」

「穣・・・」

謝らないと・・・崇に嫌われたくない・・・・

「あの、言い訳になるかもしれないけど、別に盗み聞きしようと思ってあそこにいたんじゃなくて・・・・」

「おい、穣。」

嫌われたくないよっ・・・

「あそこで寝てたら、偶然告白の場所で・・・だからっ・・・」

「穣。」

え?

なんで・・・なんで僕を抱きしめるの?

「わかったから・・・もう、いいよ。」

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