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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「え?」

わかった・・・・・って・・・

「しゅ、崇・・・あの、抱きしめる相手間違えてるよ・・・?」

「間違えてなんかない。」

間違えてないって、どういうこと?

「って、ていうか、ほら、あの女の子のところに戻らないと・・・」

「穣が泣いてるのに、戻れるかよ。」

ますます僕を強く抱きしめる崇。

「ぼ、僕は大丈夫だから、戻りなってっ・・」

優しくしないで・・・・つらいよ・・・

「せっかくかわいい子が告白してくれたんだし・・・」

早く、離れて。

「崇の好きな子なんでしょ?」

もう、耐えられないから。

「穣・・・お前、なに言ってんだ?」

「え?」

なにって・・・

「誰が、俺の好きな子はあの子だって言ったんだ?」

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