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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「ぇ・・・だ、だって、崇の好きな子はかわいい子だって言うから、あの子なんだろうなって・・」

あんなにかわいい子、なかなかいない。

「それ、お前のこと言ってたんだよ。」

「・・・・・・・ぇ?」

僕のこと・・・?

「俺が好きなのは、お前なの。」

「・・・・・ぇえ!?」

崇の言葉を理解するのに、時間がかかった。

「ごめんな・・・気持ち悪いだろ? 同性のお前が好きだなんてさ・・・」

僕は、夢でも見てるのかな?

「ごめんな、穣。」

崇が、僕のことを好き?

「ぅ・・・そ・・」

「本当に。」

どうしよう・・・すごく嬉しい。

「崇!!」

「ぅわっ!?」

僕は思いっきり崇に抱きついた。

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