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BL~中編・長編集~

第1章 ~どんな君も好き!!~

「よし、帰ろうか?」

「ぅ、うん。」

ぎこちない動きをする僕を見て豊は首を傾げたが、特に何を言うわけでもなく、僕たちと屋上を急いで出た。

「俺、まだ生徒会の仕事あるから。」

「あ、うん。」

豊に屋上のカギを渡す。

「じゃ、また月曜日にな。」

「じゃあね。」

豊に別れを告げると、海斗が僕の腕を引っ張ってきた。

「海斗?」

「早く帰ろう。」

ぐいぐいと、海斗に引っ張られる。

「なんで? 別にそんなに急がなくてもっ・・・・」

「もう我慢できない。」

海斗の言葉に顔を赤くしながら、僕らは家路を急いだ。

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「優太、大丈夫か?」

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