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BL~中編・長編集~

第8章 ~幸せはすぐそこに~

「こんなことしても、何も手に入らない!!」

男を説得しようと試みる。

「うるせぇ!!」

「っ!?」

ものすごい力で投げ飛ばされる。

「俺たちの邪魔すんなっ!! 俺たちは愛し合ってるんだ!!」

「っ・・やめ・・・」

男に乗っかられ、喉にナイフを刺されそうになる。

「副会長!!」

「・・・このっ・・・」

懇親の力を込めて、男を弾き飛ばす。

「翠ちゃん・・・・」

「いやっ!! 来ないで!!」

こいつ・・・・

「どうして俺を拒むんだ!?」

狂ってる。

「こんなに愛してるのにっ!!」

その言葉に、俺は完全にキレた。

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