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人に避けられることはさほどつらくはない。

俺がショックを受けたのは、一番信頼していた潤が、俺を避けるようになったことだ。
雨宮も、俺のことが怖いのか、近づいてこない。

俺に近づいてくるのは、絨史だけになった。

人を殺しかけても、俺を慕ってくれる絨史・・・

嬉しかった。

本当に。

絨史がいてくれてよかった。

俺がめげなかったのは、絨史のおかげだ。

本当にそう思ってる。

あの時までは・・・・・


いつも通りの1日。

いつも通りのクラスメイト。

いつも通りの人々の反応。

全てがいつも通りだった。

唯一違ったのは、放課後の生徒会。

なぜか、会長である潤と、雨宮がいなかった。

いくら俺を避けているとはいえ、生徒会に来ないのはおかしい。