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「こんなところでなに…」

「いいじゃん。　たまにはこういうシチュエーションも。」

面白そうに笑う海斗を見て、冷や汗が伝ったのが分かる。

「な？　優太。」

「ちょ、バカ!!」

抵抗もむなしく、海斗の手は僕のズボンの中に入ってきた。

「ぁ!!」

「しーっ…」

ビデオの音量が大きいので、今ので周りに気づかれることはなかったみたいだ。

「ん…っ…」

でも、それも時間の問題。

「海斗っ…やめ…ッ…」

いずれ誰かにバレてしまう。

「大丈夫だよ。　端の席だし…優太が大きい声出さなければね。」

そう言いながら、手は僕の気持ちのいいところを確実に愛撫してくる。

「っ…ぁ…はっ…」

嫌なのに、身体は素直に反応してしまう。

「優太の…硬くなってるよ？」

「言わなっ…」

海斗に触られると、すぐに身体が熱を持つ。

「ふっ…ぅ…」

「手、入れるよ？」

その言葉と共に、海斗の手が下着の中に入ってきた。

「っ!!」

手で口を押えていなかったら、声が漏れていたかもしれない。