
BL~中編・長編集~
第10章 ~番外編①~
「かい…っ!!?」
海斗は自分の指を濡らし、僕の蕾を慣らし始めた。
「ちょ、待っ…」
「優太…」
海斗のモノを当てがわれ、体が硬直する。
「まだ無…あっ!!!」
「っ…」
僕の言葉を無視して、海斗は無理矢理ねじ込んできた。
「い…った…」
「優太…」
あまりの痛みに、目がうるんでくる。
「あっ…無理…ッ…動かないでっ!!」
「っ…優太…」
まだ慣れてないから、海斗が動くたびに痛みが体を走る。
「痛っ…海斗…ッ…!!」
「優太っ…」
こんなの…強姦されてるのと同じじゃないか…
「ぅっ…あ…」
そう思えば、自然と涙が頬を伝う。
「やだっ…ン…ッ…」
それでも、しばらくすると慣れてきたのか、痛みが快感に変わっていった。
「かっ…いとぉ…やめ…」
「優太…もう…」
海斗の腰の動きが速くなっていく。
「あっ…ぁあ!!!」
「っ…」
僕が絶頂を迎えると同時に、中に熱いものが注がれた。
