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BL~中編・長編集~

第14章 ~人は見かけによらないにゃ~

「すみません、鏡夜君。 少し出てきますので、待っていて下さい。」

にゃにゃ!? にゃんですと!!?

「にゃ~・・・・」

「すぐ戻ってきますから。」

うぅ・・・・でも、お仕事だから仕方がないにゃ。

「いい子にしてて下さいね。」

「にゃ~。」

三神様が戻ってくるまでの間、留架様のお部屋に行ってようかな。

そう思って、廊下を歩いていた時ですにゃ。

「ねぇ、鏡夜君。」

「にゃ?」

女の人に呼び止められましたにゃ。

「ちょっといいかしら?」

「え・・・っと・・・」

確かこの人はカインさんの恋人の・・・・

「セレーナさん?」

だったっけ?

「こっちに来てくれる?」

セレーナさんとその取り巻きの人たちに囲まれ、逃げられない状況になってしまいましたにゃ。

「・・・はい。」

しょうがなくセレーナさんの後について行きましたにゃ。

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