BL~中編・長編集~
第21章 ~番外編②~
「ほんとに、無理だって…ッ…!!」
「大丈夫。 ほら、豊の勃ってるよ?」
「ひっ…さわ、なっ!!」
っていうか、ほんとにお腹が苦しい…
「潤っ…お願、だから…ッ…中に出したの…出させてっ…」
「苦しいの?」
「んっ…」
潤の言葉に頷くと、潤は一旦抜いてくれた。
「じゃ、掻き出してやるよ。」
こういう優しいところが、すごく好きだ。
いつも、俺のことを気遣ってくれる。
「んんっ…」
「うわ…俺のがすごい出てきた。 豊が女だったら、今夜中に妊娠してたな。」
掻き出してくれるのはありがたいんだけど…
「ぁ…はっ…」
「豊? どうした?」
さっきから、潤が触ってくる場所がおかしい。
「腰揺れてるぞ?」
「んっ…うるさ…ッ…」
お前のせいだろ!!
「出してやってるだけなのに、豊はやらしいな。」
「…~っ!!」
「!?」
潤の肩を掴み、身体を反転させた。
ちょっと悔しくなったんだよ。
「ゆた…」
「うるさい。 黙ってろ。」
潤の動きを封じ、自ら腰を下ろした。
「ん、ぅ…はっ…」
「っ…きつ…」
大丈夫。 全部、入る。
「は、いった…ぁ…」
自分の体重で、いつもより奥にっ…
「はぁ…ァッ…ふ、かい…ッ…」
「…ッ…豊…」
な、んか…潤の、さっきより大きい気が…
それに…