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BL~中編・長編集~

第3章 ~ずっと想い続けます~

「え、な・・・・」

名前を呼ばれたからクロの方を向こうと顔を向けると、柔らかいものが口に当たった。

「・・・ぇ・・?」

それは一瞬のことで、すぐに離れた。

「付き合うって、こういう事もするんだよ?」

「ク、クロ・・・? んっ!!」

今度は、しっかりとしたキスをされた。

「んぅ・・ふっ・・・」

しばらくして唇が離れた。

「それ、わかってる?」

目の前にはクロの整った顔。
キスの快感に浸っていた僕は、頭がボーっとしたまま、頷いた。

「よかった。」

安心したように、クロは僕を抱きしめた。

「クロ・・・・」

「ん?」

「・・・・・・好き・・・・・」

僕の言葉を聞いたクロは、いつも以上の笑顔を浮かべた。
クロが僕と付き合い始めたことは、すぐに学校中に広まった。

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