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BL~中編・長編集~

第3章 ~ずっと想い続けます~

「どうした?」

実はこれからが本題だったりする。

「お父さんがお母さんにしてたことが怖く思えて、あの、だから、その・・・」

言いにくくて言葉を詰まらせていると、クロは優しく微笑んだ。

「わかったよ。 ミケがいいって言うまで、何もしない。」

「クロ・・・」

優しく頭を撫でてくれている手が、ふいに止まった。

「でもさ、キスはしてもいいか?」

「え・・・」

クロからの突然の申し出に、一瞬思考が止まった。

「だめか?」

クロとのキスは、別に嫌というわけではない。
むしろ、されると嬉しい。

「い・・いよ。 僕も、クロとなら、したい・・し・・・」

「よかった。」

僕の言葉に、クロは本当にうれしそうに微笑んだ。




ふぅ・・・・ずいぶん一気に話しちゃったね。
疲れてない?

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