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BL~中編・長編集~

第3章 ~ずっと想い続けます~

僕? 僕はまだまだ大丈夫だよ。
こんなに話すのは久しぶりだな。 聞いてくれる人がいて嬉しいよ。

さて、続きを話そうか。


あの日は、僕とクロが付き合い始めてちょうど一年目の日だったね。

クロが覚えてるかわからなかったけど、僕ははっきりとその日を覚えてた。


お祝いしようと思って、学校が終わった後、僕はクロの家に行ったんだ。

手には、お祝いのケーキを持って。

「お邪魔します。」

「どうぞ。」

クロの家に上がり、僕は持ってきたケーキを手渡した。

「・・?」

「今日は、僕とクロが付き合い始めてからちょうど一年だから・・・」

そう言うと、クロは嬉しそうに笑った。

「そうだな。」

クロと一緒に夕飯を食べた後、ケーキを食べた。
食後のお茶を飲んでまったりしてる時、僕は口を開いた。

「ねぇ、クロ・・・」

「ん? なに?」

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