なんやかんやでモテる主人公
第13章 ありきたりな消しゴム
「…はぁ…っ…はぁっ……
遅れて…ごめんねっ…」
「ひどい顔(笑)とりあえず…どこ行く?」
はい。案の定遅刻ね。
だって…メール返さなくて
朝携帯ひらくと
″朝日公園。いまから″
なーんて…先輩からメールきてるし
開いたの…その一時間後だし…(笑)
「ま、とりあえず家こよっか。話したい事あるんでしょ?」
っと顔を覗きこんでくる先輩。
ズキンー‥
「え…?あっ…うん」
そして徒歩10分位の先輩の家へむかった。
もちろん。
家に行くのには躊躇したんだよ?
だってー‥
花姉の私物に
花姉のにおい…
もしかしたら…先輩の家に行ったら…
そんなのが嫌って
まだ思うかも知れないって…
思ったから。
私って…ずるいよね。(笑)