なんやかんやでモテる主人公
第2章 ありきたりな彼ら
そのまま眠ってしまった私は
気づけば布団の中にいた。
あ…ゆう運んでくれたんだ…
小さな優しさも、今では凄く嬉しい。
ってか…時間…時間……時計…時計っと。
「って!!完全に遅刻じゃん!!!」
ガバッと勢いよく布団から
上半身だけを起こした
え?え??えええええぇぇぇ!!?
まわりを見るともう制服に着替えて
もう行く準備が出来てる、みっちゃんらの姿が見えた。
「あ。南おっはよー!全然起きないんだもんっ!あんたどんだけ疲れてんの(笑)
まぁ…無理もないかっ」
っとクスクス笑うみっちゃん。
「えぇー!みっちゃあぁぁあぁんっ!わ…私っ…完全に遅刻じゃん!ずぅええええええったい遅刻じゃん!!?」