
学内レンアイ【BL短編集】
第2章 羽柴冬真×黒木修
(り、理人のやつ恋人居ないって言ってたのに…っ///)
まさかの展開に驚くも中々目が離せない。
それどころか"ああやってヤるのか"と瞬きする事なくまじまじと見詰めていた。
(そりゃこんなの見ちゃったら興奮するよなぁ…)
自分の服の中でパンパンに成った物を見ては溜め息一つ。
(修…)
幸せそうな二人を見て、さっきの事を思い出しまた涙が込み上げる。
体はこんなにもムラムラとしているのに、心は凄く淋しかった。
もう帰ろうと思い涙を拭おうとした其の時、耳元で囁かれた。
『……冬真…』
