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学内レンアイ【BL短編集】

第2章 羽柴冬真×黒木修



『え…』


少し戸惑った修に向かい更に続ける。


「……俺の事本当は好きじゃないんだろ?…っ遊んでたんだろ?」


正直俺は何をしたいのか解らなかった。


『会長ちょっと失礼します』


俺が問い掛けた言葉と噛み合わない修の言葉に、ハテナを浮かべる。

すると体が浮き上がった。


「ちょ///何だよ!!?////」

『会長こうでもしないと逃げるでしょ』


修は俺をお姫様抱っこの様に持ち上げると歩きだした。

言い返す言葉も無く俺は悔しさと切なさで今にも泣きそうな目を必死に抑えこむだけだった。


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