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俺はお前しか愛せねぇ!

第1章 可愛い奴

「ヒクッヒクッ…隼人先輩…」


一樹は顔を上げ俺の方を見た


ドキッ


俺の心臓が跳ねた


「一樹どうした?」


俺は一樹に近寄り頭を撫でながら聞いた


「うぅ…ドア…ドアが開かなくて…ヒクッヒクッ」


一樹は泣きながら答えた


「みんないただろ?」


「うぅ…うん…みんな…行っちゃって…ヒクッ」


「みんな気づかなし行っちゃったのか?」


「うん…」


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