↑逆転↓御斗戯世界
第5章 邂逅!かぐや姫(仮)
【Side: 璃斗】
ぱち、といきなり目が覚めた。朝日が目に染みるとか、そんな優しいものじゃなくて、体への違和感で目を開けたんだけど、周りは暗い。というか、何も見えない。
起きていきなり目の前が真っ暗なんて、誰でも怖いに決まってる。私じゃなくても怖いでしょう!?
だから、目を擦ってみようと右手を動かしてみた。
ガシャン、と鎖の音が反響した。そこでようやく、体の違和感の正体に気がついた。
足と手には、手錠か何かがしてあり、全くもって動かすことができない。目が見えないのは、きっと布か何かで視界をふさがれているんだと思う。
風がほとんどないし、さっき鎖の音が響いたから、今は室内にいると、私は推測した。
この状況から私が導きだした答えは。
「もごご、もごもご!!」
口まで塞がれてたらしい。そういえば口にも布的な何かがくわえられていた。
これ…ドッキリでしょ!きっと有名な催眠術師でもよんでて、あんな悪いジョークのような殺人現場見せられて、変な自称魔法使いの男に………
てか、あの強姦男(未遂)はどこいったのよ!?人を襲っておいて、気絶したら逃げるって冗談にしては笑えないっての!もし、あの魔法使いの仕掛人が出てきたら、とりあえず一発殴る。そしてもう二発ぐらい殴る。一発目は、ファーストキスの恨みの分、二発目は、ディープキスの羞恥の分、そして三発目は、クリ〇ンの分だ。
早く仕掛人─多分梨花あたりが仕掛けたんだと思うけど─がドッキリの看板を持ってきてくれることを祈って、私はもう一度寝ようとした。
ぱち、といきなり目が覚めた。朝日が目に染みるとか、そんな優しいものじゃなくて、体への違和感で目を開けたんだけど、周りは暗い。というか、何も見えない。
起きていきなり目の前が真っ暗なんて、誰でも怖いに決まってる。私じゃなくても怖いでしょう!?
だから、目を擦ってみようと右手を動かしてみた。
ガシャン、と鎖の音が反響した。そこでようやく、体の違和感の正体に気がついた。
足と手には、手錠か何かがしてあり、全くもって動かすことができない。目が見えないのは、きっと布か何かで視界をふさがれているんだと思う。
風がほとんどないし、さっき鎖の音が響いたから、今は室内にいると、私は推測した。
この状況から私が導きだした答えは。
「もごご、もごもご!!」
口まで塞がれてたらしい。そういえば口にも布的な何かがくわえられていた。
これ…ドッキリでしょ!きっと有名な催眠術師でもよんでて、あんな悪いジョークのような殺人現場見せられて、変な自称魔法使いの男に………
てか、あの強姦男(未遂)はどこいったのよ!?人を襲っておいて、気絶したら逃げるって冗談にしては笑えないっての!もし、あの魔法使いの仕掛人が出てきたら、とりあえず一発殴る。そしてもう二発ぐらい殴る。一発目は、ファーストキスの恨みの分、二発目は、ディープキスの羞恥の分、そして三発目は、クリ〇ンの分だ。
早く仕掛人─多分梨花あたりが仕掛けたんだと思うけど─がドッキリの看板を持ってきてくれることを祈って、私はもう一度寝ようとした。