↑逆転↓御斗戯世界
第5章 邂逅!かぐや姫(仮)
【Side: 璃斗】
多少驚いたけど、もう段々慣れてきて、今度は誰だよ…と思った。もう腕を掴まれたくらいじゃ驚かないぞ、私は。
「ちょ、あんた誰よ!?」
「騒ぐなって。」
私が抵抗しようとすれば、腕を掴んでいる相手は、飄々とした声色でそう言った。いや、騒ぐもなにも、いきなり腕捕まれて騒がないやついないでしょ。
でも、手首が前で拘束されてるからほとんど抵抗はできなかった。膝の裏に手を置かれて、まさかと思い、その腕から逃れようと思う前に、体が浮遊感に襲われた。間違いなく、横抱きされている。怒りと羞恥が込み上げてきた。
「ちょっと!降ろしてよっ!」
「そんなプリプリすんなって。ほら、大人しくしてないと落としちゃうぞ☆」
「……………」
こういうキャラ好きだけど、実際目の前でやられるとすんごいムカつくことに気がついた。やっぱり二次元は何しても許されるらしい。
多少驚いたけど、もう段々慣れてきて、今度は誰だよ…と思った。もう腕を掴まれたくらいじゃ驚かないぞ、私は。
「ちょ、あんた誰よ!?」
「騒ぐなって。」
私が抵抗しようとすれば、腕を掴んでいる相手は、飄々とした声色でそう言った。いや、騒ぐもなにも、いきなり腕捕まれて騒がないやついないでしょ。
でも、手首が前で拘束されてるからほとんど抵抗はできなかった。膝の裏に手を置かれて、まさかと思い、その腕から逃れようと思う前に、体が浮遊感に襲われた。間違いなく、横抱きされている。怒りと羞恥が込み上げてきた。
「ちょっと!降ろしてよっ!」
「そんなプリプリすんなって。ほら、大人しくしてないと落としちゃうぞ☆」
「……………」
こういうキャラ好きだけど、実際目の前でやられるとすんごいムカつくことに気がついた。やっぱり二次元は何しても許されるらしい。