↑逆転↓御斗戯世界
第6章 笑って
【Side:璃斗】
シャララっと男がどこから取り出したのか、ステッキ─先端には可愛らしいリボンがついている─を振りかざすと、男の体が発光した。かなり眩しい。LED電球を直接見たように目が眩む。
その眩しさは数秒で収まり、そこから登場したのは。
「「………………」」
無言で見つめ合うこと数秒、私の口から、絞り出すように、え、と声が溢れた。目の前には私の目的地にするはずだった男、ウィザードが居たのだった。
「えと、どちらさm「変態で、悪かったな。」
こいつ、台詞を被せてきやがった!!しかも、二回言うな、二回。
どういうことなの!?って思ったけど、冷静になって考えてみるとそう不思議なことじゃないなと思った。だってここは、そう!!
御斗戯世界[ケイオスワールド]なんだもの!!(ドヤァ)
だがしかしbut、普通のことではないよね、変身魔法とか。いくら私が中二病だとしても、さすがに一般常識の分別くらいわかる。
探していた奴が見つかって、喜びたいところだけど、そうもいかないのは、やっぱりこいつに対して少なからず恨んでるからである。
シャララっと男がどこから取り出したのか、ステッキ─先端には可愛らしいリボンがついている─を振りかざすと、男の体が発光した。かなり眩しい。LED電球を直接見たように目が眩む。
その眩しさは数秒で収まり、そこから登場したのは。
「「………………」」
無言で見つめ合うこと数秒、私の口から、絞り出すように、え、と声が溢れた。目の前には私の目的地にするはずだった男、ウィザードが居たのだった。
「えと、どちらさm「変態で、悪かったな。」
こいつ、台詞を被せてきやがった!!しかも、二回言うな、二回。
どういうことなの!?って思ったけど、冷静になって考えてみるとそう不思議なことじゃないなと思った。だってここは、そう!!
御斗戯世界[ケイオスワールド]なんだもの!!(ドヤァ)
だがしかしbut、普通のことではないよね、変身魔法とか。いくら私が中二病だとしても、さすがに一般常識の分別くらいわかる。
探していた奴が見つかって、喜びたいところだけど、そうもいかないのは、やっぱりこいつに対して少なからず恨んでるからである。