♡Hなアパート生活♡
第1章 新生活のスタート
私、橘結花は高校2年生。
ただの平凡な毎日…だったんだけど、事件は突然起こった。
それは昨日の夕飯でのこと。
いつもは仕事で留守がちな父親もめずらしく家にいて、久しぶりに3人そろった食卓だった。
父親は、輸入品を取り扱う雑貨屋をやっている。雑貨屋、といってもオシャレなお店じゃない。私から見たら価値の分からない、変な動物の骨や壺、不思議な匂いのする植物……明らかに怪しげな店だ。
父親はその店と同じくらい怪しげな風貌で、口数も少ない。お年頃の娘からしたら「キモい」以外の何者でもない。もう何年もろくに話していない気がする。
母親とは仲はいい。料理上手な専業主婦。お母さんはなんでお父さんと結婚したんだろう?
そんな父親がめずらしく口を開いた。
「結花、大事な話がある。
実は…お父さんの仕事がうまくいっていなくて、店を閉めることにしたんだ。
借金もたくさんできてしまって…どうにも返せない。だから、お父さんとお母さんはインドへ行くことにした。」
「……………ィ、インド…?」
ただの平凡な毎日…だったんだけど、事件は突然起こった。
それは昨日の夕飯でのこと。
いつもは仕事で留守がちな父親もめずらしく家にいて、久しぶりに3人そろった食卓だった。
父親は、輸入品を取り扱う雑貨屋をやっている。雑貨屋、といってもオシャレなお店じゃない。私から見たら価値の分からない、変な動物の骨や壺、不思議な匂いのする植物……明らかに怪しげな店だ。
父親はその店と同じくらい怪しげな風貌で、口数も少ない。お年頃の娘からしたら「キモい」以外の何者でもない。もう何年もろくに話していない気がする。
母親とは仲はいい。料理上手な専業主婦。お母さんはなんでお父さんと結婚したんだろう?
そんな父親がめずらしく口を開いた。
「結花、大事な話がある。
実は…お父さんの仕事がうまくいっていなくて、店を閉めることにしたんだ。
借金もたくさんできてしまって…どうにも返せない。だから、お父さんとお母さんはインドへ行くことにした。」
「……………ィ、インド…?」