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♡Hなアパート生活♡

第16章 見られちゃう

それから何度抱かれたか分からない。

教室だということも、浩太のことも忘れて、ただただお互いを求め合っていた。

獣みたいな陽のHに、自分が自分でなくなるような感覚。

身体がもう忘れられない。陽を貪欲に求めてる。それはもう否定できなかった。







ーーーー……







気付いたら床に寝ていた。
気を失っていたみたい。

軽く頬をたたかれて目を覚ます。




「失神してんじゃねえよ」
「…………っ///だって、陽が……」
「部活終わったみたいだけど」
「あ……」



そうだ、私、浩太を待ってて…



「じゃ俺帰るから」
「あ、うん…」



なぜかさみしそうな声が出てしまった。



「やっぱり彼氏が来るまでここにいようかな~」



陽がニヤっと笑う。



「なに言ってんの!誤解される…」
「はいはい。じゃあな」



陽は教室を出て行った。

……まだ身体が熱い。
浩太と会うまでに、ちょっと頭冷やさないと…

そう思うのに、胸の動悸はなかなかおさまらなかった。

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