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♡Hなアパート生活♡

第21章 渚の告白

お風呂からでて私たちは布団を敷いて寝ることにした。

もうとっくに日付は変わっていたし、朝になったら学校行かなくちゃいけない。



「男たちは床で寝かせて、私たちは布団でちゃんと寝よっ♪」

と、渚が提案したのだ。






ひとつしかない布団に、ふたりで寝る。

なんだか小学生のときに友達としたお泊まり会を思い出した。



「おやすみ~」
「おやすみ」



渚は私に背中を向けて寝た。

私も返事はしたものの、お風呂で聞いた渚の話がずっと頭の中でぐるぐるしていて、全然眠くなかった。





聞いてよかったのかな。分からない。

聞いたところで、私には何もできない。何かしてあげたいけど、何もできない…






「…結花ちゃん」


渚が背中を向けたまま、話かけてきた。






「私…こんなこと、結花ちゃんに知られたくなかった。





でも…今は話してすっきりしてる。





話聞いてくれて、一緒に泣いてくれて
……ありがとう」






私はまたこみ上げてくる涙を必死でこらえた。






「……おやすみ」






返事はできなかった…。

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