無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

はじめて人のＨしているところを生で見てしまった……

思わず立ち尽くす。




「………覗き？」



パンツを履きながら男は言う。



「ち、ちがっ…」
「じゃあ、泥棒？」
「それもちがーう！！！」



「じゃあなんなんだよ」



男はずいっと顔を近付けた。



男の顔をあらためて見る。

年は同じか少し上くらい？
Ｈしていたからか少し乱れた明るい茶髪。
くっきりした二重の目。

整った顔立ちだった。



「おい！」



ハッとする。
思わず見入ってしまってた。



「あ、あんたこそ、泥棒なんじゃないの？！」
「はぁ？」
「私は、倒れてる管理人さんを助けようと思って…」



ぶっ、と男は吹き出す。



「誰が倒れてるって？」
「…だから、管理人さんよ！」
「このアパートの？」
「他に何があるのよ！」
「お前、管理人にあったことあるの？」




…うっ………

そこで、私は全部自分の妄想であることを思い出した。

気付けば女も体を半分起こして、頬杖をつきながらクスクス笑っている。



「あのさぁ」



「ここのアパートの管理人って、俺なんだけど。」




「…へ？」




こいつが管理人？！