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♡Hなアパート生活♡

第4章 知らなかった契約

「あ…?え…?」




あまりにも予想外の出来事に言葉が出ない。

いま、目の前でHしていたこの若い男が?これから私が住むアパートの管理人??




「ちなみに私、201号室の上原渚。
もしかして、今日引っ越してきた子?お隣さんだ~!よろしく!」



女は裸のまま抱きつく。

まだ火照ってる柔らかい体。ゆうにDカップはあるだろう胸が押し付けられる。

その胸あたりまで伸びた髪はゆるいパーマがかかっている。
ハーフみたいな顔立ちで、この人もとても綺麗。

またまた見とれてしまっていた私と目を合わせて、にこっと微笑んだ。




「あ~…橘さんね」



自称管理人は面倒くさそうに頭をかく。



「…で、何の用?」



「………引っ越しの挨拶に…」




そういえばお菓子を手みやげに持ってきたんだった。

管理人=年寄り、という自分勝手な先入観で買ったのは和菓子の詰め合わせだった。



男は手みやげに気付くと、急に機嫌をよくして

「おっ!大福!俺、大福好きなんだよな」
「顔に似合わず渋いわよね~」
「てか渚、服着ろよ」
「…あ、忘れてた。
あ、橘さん、そこ座って!お茶でもいれるから」

ふたりはてきぱきとお茶の準備をする。

またしても私だけ置いてけぼり。
まだ状況を受け入れきれず呆然としていた。

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