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♡Hなアパート生活♡

第22章 修羅場

「あ~っ!もうっ!!
檜山さん!渚のこと、好きなんでしょ?!
うじうじしてる暇があったら、何かできることないか考えようよ!!」



……私もなんだけど。

あまりにも不甲斐ない檜山さんの姿を見てたら、つい…。



「………ごめん」



3人とも黙り込む…。

私だってえらそうなこと言って、何もできない…ってうじうじしてたのは同じなんだから。



 

「……あのさ」



檜山さんが口を開いた。



「その渚ちゃんが付き合ってたホストがどこの店にいたか聞いたことあるんだよね…」

「ほんと?!」

「今もそこにいるかは分からないけど……」

「男見つけてどうすんだよ」

「それは分からないけど…」



でも…いいかも……



「檜山さん!見つけようよ!見つけて渚にお金返させるの。ねっ?」



陽は、無理だろって呆れた顔してる。



「………できるかな…」
「やってみようよ!」



見つけられるかどうかは分からない
見つけたところでどうなるかも分からないけど…

渚のために何かしたかったんだ。
 

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