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♡Hなアパート生活♡

第33章 *気持ちの伝え方

買い物したあと、里香とカフェでお茶をする。



「あ~楽しかったぁ!かわいい水着も買えたし♪結花、付き合ってくれてありがとね」
「ううん!私も楽しかったし」



水着…衝動買いしちゃったけど
陽、喜んでくれるかな~



「……あ、メール」



里香がうれしそうにケータイを開く。



「彼から?」
「うん♪これから塾だって。しょっちゅうメールくれるんだぁ~。
しかも見て!メール、超かわいいの!」



里香は彼からのメールを見せてくれた。



ーーーーー

これから塾行ってきます。受験生はツライ~(×_×)

里香に会いたい♡土曜日が待ち遠しいな。里香たん、大好きだよ♡(*^з^*)

ーーーーー



……………



私はしばらくメールから目が離せなかった。



「……超ラブラブじゃん!」
「えへへ~♡メール、いつもこんなかんじ!かわいいでしょ~」



……陽からのメール…

基本単語だし
絵文字はもちろん、顔文字もなし!

記号だって、下手すりゃ丸すらないときだってあるよ!



「まめにメールとか電話くれるから、うれしいんだぁ」



メールも電話も…用事があるときだけ。

まぁ…帰ったら会えるし、毎日一緒ってのもあるんだけど…



それに“里香たん”とか…!

私なんて、“結花”ならまだいい。
だいたいが“お前”だよ~!!





なんか、愛されてるってかんじがしていいなぁ…

素直にうらやましいって思う。

私たち、夏休みの話もしないし
電話もメールもほとんどしない。





それに…「大好き」なんて言葉……

よく考えたら、あの日以来聞いてないかも…





……………なんか落ち込んできた…

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