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♡Hなアパート生活♡

第9章 ヤキモチ

「おはようっ」
「おはよ」



昨日電話であんなことしてしまったから…少しぎこちない。

どんな顔して浩太を見たらいいのか分からないよ。



「…迎えにきてくれてありがとう」
「朝練なくなったから。それに俺が迎えに行きたかっただけだから」



浩太は私の手を強く握る。



「これから朝練ないときは必ず迎えに行くよ」
「う、うん…」



もちろんうれしい。
でも浩太の様子がいつもとちょっと違う。なんかそっけないような…

どうしたのかな…










「そりゃヤキモチでしょ!」



里香はさらっと言う。
昨日の管理人とのこと、朝の浩太の様子を話したのだ。



「そうかなぁ…」
「いいよね~愛されてる人は!付き合うまでは結花がファンみたいに浩太くんのこと、追いかけてたのに。
今じゃ浩太くんも結花ラブだもんね~」
「もう、里香ってば!」




ヤキモチ……
それならうれしいけど。



「ほーら、噂をすれば、だよ」



廊下の方をみると浩太がいた。



「あ、今日お昼一緒に食べる約束してたんだ」
「はいはい。いってらっしゃい♪」



お昼を持って浩太と屋上へ向かった。

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