無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

一ヶ月ほどして、パタリと彼の姿が見えなくなった。
なんとなく予想はついたが。

一通のメールがくる。
「最近財布が少ししんどくて。遊びにいく頻度は落ちるけど、また気持ちよくさせてやるから！来週あたり、○○で会わない？」

外で直の誘いだった。
基本お断りだ。客とはここで会うもの。
SEXパートナーは別だが、彼は残念ながらパートナーにはなれなかった。
ワタシの中で、客としても過去の人間となっていた。

だが優しいワタシでいなければ、、、丁重に断りを入れ、だがまだ脈ありな要素は残しつつ。
彼にはコレが痛手となった。

あれから半年。
今でもメールをよこしてくる。店には来ない。
タイギー奴。