
〜ワタシの秘め事日記〜未来のワタシへ
第13章 〜13章 戸惑いの中に入ってきた直球オトコ「かつみ」〜
ヒロとの別れからぼんやりとした日々を過ごしていた。
人を傷つける痛み。
お金にはないなにか。
女磨きと称しレールを外し、さまよいかけている自分自身に気づいていた。
その間にもこれまでに身を重ねたオトコ達から度重なる欲望の甘い誘惑がケータイに届いていた。
お金という心の麻薬を武器に。
本来のワタシに後押ししてくれつつあったヒロとの出来事だったが、次第にケータイ片手にさらなる淫乱さを身につけようとばかりに動き出したワタシの中からすぐさま消え去っていった。
いや、忘れたかったのだ。
悲しみのヒロインと思いつつも、悲しみの淵へと引きづらせてしまったオトコのことを。
そんな情緒のまま、いつも通り仕事へ。
そこでいままでにない、ハイテンションな直球オトコ「かつみ」と出会う。
彼は不安定だったワタシの心にすぐさま乗り込んできた。
ワタシの感情など関係ないかのように。
そのときのワタシにはこの直球さが、振り回されるのが心地よかった。
人形のように、弄ばれたい気分だった。
人を傷つける痛み。
お金にはないなにか。
女磨きと称しレールを外し、さまよいかけている自分自身に気づいていた。
その間にもこれまでに身を重ねたオトコ達から度重なる欲望の甘い誘惑がケータイに届いていた。
お金という心の麻薬を武器に。
本来のワタシに後押ししてくれつつあったヒロとの出来事だったが、次第にケータイ片手にさらなる淫乱さを身につけようとばかりに動き出したワタシの中からすぐさま消え去っていった。
いや、忘れたかったのだ。
悲しみのヒロインと思いつつも、悲しみの淵へと引きづらせてしまったオトコのことを。
そんな情緒のまま、いつも通り仕事へ。
そこでいままでにない、ハイテンションな直球オトコ「かつみ」と出会う。
彼は不安定だったワタシの心にすぐさま乗り込んできた。
ワタシの感情など関係ないかのように。
そのときのワタシにはこの直球さが、振り回されるのが心地よかった。
人形のように、弄ばれたい気分だった。
