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第1章 可愛いアイツ


いつも行為の後は谷山が腕枕をして一緒に眠る。
片腕を下野の方に出すと大抵は下野の方から擦り寄ってくるのに、今日は違った。

下「抱っこしてよぉ、きしょーさん」

舌っ足らずな口調でねだる。

谷「どうしたの、紘くん?今日はやけに甘えん坊さんだね?」

と、疑問を口にしつつもねっころがって上に腕を伸ばしてる下野をそっと抱っこする。

下「ん~、きしょーさん好きぃ♪」

谷「うん、知ってる。でも俺は愛してる」

そう言って微笑む谷山と照れながらはにかむ下野。



谷「これから先もずぅっと、大事にするからね」

下「うん…///う、浮気したら許さないんだからね!!」

谷「はいはい(笑)」

二人は目を合わせてゆっくりと唇を重ねた。







ー完ー

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