白い雪のような
第1章 待ち遠しい再会
スパーン!!
勢いよく襖が開けられた。
「洸太!
おじいさまカンカンだよ!!」
「やべっ!!」
「また先にこっちに来たの?
行っておいで。
あんまりおじいさまを
怒らせると、
また朝早くから
庭の掃除させられるよ?」
「はぁい…」
渋々と起き上がって、
行こうと思っても名残惜しくて、
布団を掴んだまま
中々動かない洸太だった。
「また夜においで」
そんな洸太の耳元で
ボソッと惺が呟く。
マタ
ヨルニ
オイデ
マッテルカラ
「洸太!早くっ!」
「わかってるよ!」
耳が熱い
勢いよく襖が開けられた。
「洸太!
おじいさまカンカンだよ!!」
「やべっ!!」
「また先にこっちに来たの?
行っておいで。
あんまりおじいさまを
怒らせると、
また朝早くから
庭の掃除させられるよ?」
「はぁい…」
渋々と起き上がって、
行こうと思っても名残惜しくて、
布団を掴んだまま
中々動かない洸太だった。
「また夜においで」
そんな洸太の耳元で
ボソッと惺が呟く。
マタ
ヨルニ
オイデ
マッテルカラ
「洸太!早くっ!」
「わかってるよ!」
耳が熱い