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白い雪のような

第1章 待ち遠しい再会

「朗も洸太も勉強道具はちゃんと持ってきたか?」

「「はい」」

「毎日ちゃんとやるんだぞ」

「はい」
「うん」

「洸太、はいと返事しなさい」

「はい」

この屋敷にいるのは
洸太と朗には叔父にあたる
祖父の二番目の息子と、
その妻、
祖父、
祖母、
そして長男の息子の惺。

あとは通いのお手伝いが二人。

その叔父も仕事で家を空ける
ことが多く、
叔母も仕事を持っているために、
昼間はほとんど外出している。




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