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白い雪のような

第4章 雪解け道

ボディーソープを手に取り泡立てると
腕、背中と順に撫でるように洗われて行く。

朗の手が前に来て胸周りを洗い始めた。

「ん…」

触れるか触れないかの微妙な距離に
思わず声が漏れる。

「勘違いしちゃうよ?
触ってないのにこんなにされちゃうと」

周りばかりを泡のついた手で撫でられて
洸太の小さな突起が固くなっていた。

「条件反射だよ…」

「ふーん…そう」

構わず朗の手は下へと下りて行き、
太腿やふくらはぎ、足の指へと進んでいった。

「ここはどうする?
自分で洗う?」

最後に残った場所には一切手を触れずに
朗は自分の手についている泡を流す。

「…」

「ん?」

最初に言った通り洸太にすべて任せるらしい。

何もしたくない。

どうでもいい。

今は考えたくなかった。

「お前の好きにしろよ…」

「…わかった」

朗は再度ボディーソープを泡立てると
洸太の股間を優しく洗いはじめた。


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